搭載可能重量は35kg!安定性に優れた新型赤道儀
■CQ350PRO赤道儀の製品特長
・マウントの重心を三脚中心に近づけた設計により、一般的なドイツ式赤道儀と比べ、より安定性に優れます。
・搭載可能重量は35kg。ウォーム歯数は赤経側が308枚、赤緯側が288枚。ベルトドライブを介してステッピングモーターを駆動します。
・USBポートなどの各端子をドブテイルエンドに配置しており、カメラやオートガイダーなどを接続する際の利便性に優れます。
・アリミゾは幅狭(45mm幅)、幅広(75mm幅)の両タイプに対応します。
・三脚はオプションで、同社のEQ8赤道儀シリーズのピラー三脚に搭載可能です。
搭載可能重量35kg
搭載可能重量は35kgです(鏡筒形状等の条件により異なります)。大口径の鏡筒も余裕をもって搭載、運用できます。
利便性に優れるケーブルマネジメントシステム
カメラなどの電子機器アクセサリーを搭載時に、ケーブルの管理がしやすいケーブルマネジメントシステムを採用。ドブテイル部、マウント本体に各種ポートが装備されています。
鏡筒を搭載するドブテイル部には4つのUSB3.0 ポート、3つの電源ポート、3つの出力AUXポートが配されており、カメラやオートガイダーなどを搭載する際に大変便利です。またマウント本体には3つの入力AUX ポートと、PC接続用USBタイプBポート、USB3.0タイプBポート、オートガイダーポートが各1つ配置されています。
多彩な機能
・赤経、赤緯の固定はクラッチ式を採用。確実なロックとクランプ解放時のスムースな回転を両立しています。
・極軸合わせの際に使う方位調整ノブ、高度調整ノブは、手袋を着用した状態でも回しやすいよう大型のノブが採用されています。
・鏡筒を取り付けるアリミゾは幅狭、幅広両タイプに対応。市販されている多くの望遠鏡を搭載できます。
・オートホームポジション機能を搭載。観測開始前にマウントをホームポジション位置にセットできます。
・付属のSynScanハンドコントローラーの他にSynScan Pro appをインストールしたPCやタブレット端末からの操作も可能です。
※スマートフォン、タブレット端末から操作する場合はオプションのWi-Fiアダプターをご用意ください。
・オプションの三脚は高剛性ステンレス脚を採用。安定した観測が可能です。
・同社EQ8赤道儀シリーズのピラー三脚に搭載することも可能です。
※EQ8赤道儀用ピラー三脚の単品販売は現在行っておりません。
■CQ350PRO赤道儀の主な仕様
・搭載可能重量:約35kg(鏡筒の形状により異なります)
・マウント質量:19kg(カウンターウェイト、三脚を除く)
・カウンターウェイトシャフト質量:2.5kg
・カウンターウェイト:10kg×2
・ウォームホイール歯数:赤経308枚、赤緯288枚
・アリミゾ規格:45mm幅レール、75mm幅レール
・高度調整範囲:10°~70°
・トラッキングレート:恒星時, 太陽時, 月時
・オートガイドスピード:0.125x, 0.25x, 0.5x, 0.75x, 1x
・ハンドコントローラー:SynScanハンドコントローラー
・データベース:約42000個の天体データ(Messier, NGC, IC, SAO, Caldwell, 二重星,変光星, 固有名, 惑星)
・オプション接続用ポート:USBポート(typeA)×4 / 電源ポート(内径2.0mm 外径5.5mm)×3
/AUXポートRJ10、RJ12、RJ45モジュラージャック×各1
・電源:DC11~16V 55W
・付属品:USB TypeA-Bケーブル(300mm)、USB TypeA延長ケーブル(2m)、DCシガータイプ電源ケーブル、EOS用シャッターケーブル、工具、日本語マニュアル
※三脚は付属しません。
■CQ350PRO赤道儀用三脚
1段目のパイプ径が約70mmの高剛性ステンレス脚を採用。安定した観測が可能です。
■CQ350PRO赤道儀用三脚の主な仕様
・質量:約16kg
・伸長:1290mm
・縮長:920mm
・全高:750mm~1070mm
・開脚時一辺の長さ:縮時:1060mm / 伸長時:1430mm
※この三脚にEQ8赤道儀シリーズの架台を搭載した場合、高度調整ネジのジャッキハンドルが三脚に干渉し、高度調整を行うことができません。また、仮に組み合わせた場合、三脚とカウンターウェイトが干渉するため、高度調整範囲の最低高度は約30°となります。