バーダー社製 METHANE889nm「8nm」メタンバンドフィルター
木星や土星の特徴であるメタンの様子を測定するためには、889nmの波長で光を透過するメタンの強い吸収フィルタ-が役に立ちます。バーダープラネタリウム社は、テレコミュニケーション業界で(光通信など)開発された極めて特殊な「スーパースタック」マルチコーティングテクノロジーを利用することで、メタンバンドフィルターのセンタ-ライン889nmを中心として、僅か8nmの極めて狭いバンドパスを実現させました。(但し、2インチサイズフィルター全面にこの厳しいパラメーターでこのコーティングを均一に実施することは困難なため、現時点では31.7mmサイズのメアンバンドフィルターのみを提供致します)。
メタンバンドフィルターの主なメリットとしましては、赤(可視光)および近赤外光を含むより長い波長は、大気の不安定さの影響を比較的受けにくいとされています。これは、撮影中に(可視光)赤および近赤外透過フィルタ-を使用する際に得られるイメージの鮮明さの改善に繋がります。しかしながら、多くの部分が赤みを強く帯び、このようなイメージにおける解像力が低下しますが、一方で青い部分が容易に見えることになります。
通常、メタンバンドフィルタ-ご使用の場合は、比較的長い露出も必要とします。
これまで、このようなメタンバンドフィルタ-は、特に8nmのスペクトルバンドパスが非常に狭くて、そのフィルターが889nmでのメタンの強い吸収帯域に特定している場合はかなり高価で入手が困難でした。バーダープラネタリウム社は、他業界との有効なタイアップと世界的なマーケットを前提とした大量生産/技術的コストの低減など、超一流のメタンバンドフィルターが入手しやすく、又、お手頃な価格でご提供できるようになりました。
魅力的なバーダープラネタリウム社製 センタ-ライン889nm Methane/バンドパス8nmのメタンフィルタを使えば、惑星観測者の方々も木星や土星のメタン雲の神秘的な様子をとらえることができます。
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