シーイングに影響されない
簡単で確実にシャープなピント合わせを可能にするパーツ
眼視観望はもちろん、CCDやデジタルカメラでの撮影に必須です
取付け/取外し、位置調整も簡単に行える「ラバーバンパー」(ある程度の調整範囲があります)パッドによって鏡筒のフードにグリップさせる方法なので、マスク1枚でフードサイズの違う鏡筒にも使用できるというメリットもあります。
25cmシュミカセ/同クラス鏡筒用
サイズはこちらでご確認下さい。
※この品物はお取り寄せ品です。ご注文後納期のご連絡をいたします。
使い勝手抜群の「バーティノフ・マスク」は鏡筒先端(フード先端)に装着すれば、その星像を見た瞬間に現状としてのピントの状況が目視によって簡単に把握できます。「バーティノフ・マスク」のユニークなレーザーでカットされたパターンは、映像として非常にわかりやすいディフラクションのパターンを反映し、見えているその形状によってその時の状況を調整者へお知らせし、このパターンを見ながらピント合わせを行ってゆきます。
このようなピント合わせの方法を行うことにより、シーイングが良い時でもあまり良くない時であっても、客観的にピント合わせが行なえ、現状のピント状態にほんのわずかなズレがあっても、ディフラクションのパターンで状況は一目で明らかに判断できます。
恒星像による調整は下記イラストを参照して下さい。このイラストで、「バーティノフ・マスク」使用時の星像が実際にどのようみえるかがわかります。ピントの位置がほんのわずかにずれていても(繰出量1mm以下でも)、ディフラクションのパターンでズレの量とズレの方向が簡単に把握できます。下記の通りにピントの位置がぴったりとなったら、ディフラクションのパターンは「OK!」のように見えるため、迷うことなく客観的に判断できます。
今回ご紹介の「バーティノフ・マスク」は、軽量で頑丈なプラスチック製です。各マスクの周囲の3ポジョンには位置調整できる「ラバーバンパー」が付いており、ラバーバンパーをフード外径に合わせ鏡筒にセットします。これにより、1枚のマスクは、複数サイズの鏡筒へのセットも可能です。もちろん、より確実な取付方法も、ユーザー次第、自由に工夫もできます。各サイズの「バーティノフ・マスク」は非常に軽量なので、鏡筒の前後方向へのバランスに影響を与えず、構造及び素材はメンテナンスーリーの強いデザインとなっております。
「バーティノフ・マスク」は、眼視観望派の方、CCDイメージャーやデジカメラによる天体撮影ユーザーの方にも、より客観的に確実で高精度なピント合わせを可能にする非常に便利(しかも簡単です!)な新製品です。サイズも各種提供しておりますので、お持ちの望遠鏡にぴったりのマスクをお選び下さい。
メーカーにより、さまざまな使用パターンを想定し、そのマスクのディフラクションのパターンは、鏡筒の口径や焦点距離を問わずに、効果的にご使用頂けるよう設計されています。したがいましてよくあるご質問で、「同じ口径の望遠鏡で、異なる焦点位置を有する状態でバーティノフ・マスクを使用した場合には、なにか影響がありますか」。という点については、得られる像の大きさに若干の違いがある程度で、ほとんど影響はありません。