天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ12」と、ステラナビゲータの基本操作や機能、活用方法をわかりやすく解説した役立つ情報が満載の「公式ガイドブック」とのセットです。
高精度が要求される日食・月食や恒星食を正確にシミュレーションできる天文計算と、古天文分野までカバーする妥当性の高い再現性を誇り、気軽に星を楽しむユーザーから天体撮影や観測などに活用する方々、そして天文学者やプラネタリウム解説者など天文のプロまで、さまざまなニーズに応えてきました。
■星空の全てをシミュレート
好きな日時、好きな場所での星空を見ることができます。星の名前を調べたり、星座の形を調べたり、様々な情報へアクセスすることが可能です。それだけではなく、付随する情報もまとめて調べられるようにしてあります。太陽や月、惑星の出没を一覧したり、近く起こる天文現象をガイドしてくれたりもします。
■様々な天文現象を再現
ステラナビゲータは、様々な天文現象の再現します。現象が起きる日時と場所を合わせれば再現ができますが、大きな現象については簡単に再現するためのプリセットも多数用意されています。
■天体情報パレット
星図上をクリックすると、クリックした天体の情報が表示されます。座標や出没などの情報の他にも、例えば新星や超新星であれば発見者や発見光度など、天体にまつわる情報も合わせて表示します。
また、アストロアーツの「天体写真ギャラリー」と連動しており、実際の天体写真を合わせて確認することもできます。
■高精度<br>
天文ソフトを支えているのは「精度」です。意識することは少ないかもしれませんが、天文現象では計算精度が物を言う場面が、想像よりも多くあります。
ステラナビゲータでは、恒星の位置は0.1秒角の精度、月・惑星の位置は1秒角の精度で計算(BC17,000年~AD13,000年)することができ、現象の正確な再現が可能になっています。
■数値シミュレーション
朝焼けや夕焼け、彗星の尾や流れ星の跡など、細かいところまで数値計算によるシミュレーションを行っています。
例えば流れ星は、実際に微粒子が地球に侵入した際の飛程を計算しています。これにより、流星群ごとの速さや明るさなどの特徴をリアルに再現することが可能になっています。
このため、流星が流れているときに地球の上空をシミュレートすれば、地球へ流れ星が落ちていく様子を見ることもできるのです。
■天文計算ツール
次の日食や月食はいつ?そんな情報を調べるとき、検索エンジンだけでは、思い通りの情報に行き着かないかもしれません。
ステラナビゲータには、高度な天文計算ツールが搭載されています。例えば「会合検索」ツールでは、日食や月食、惑星などが近づく「会合」を、条件を絞って計算させることができます。水星と金星が並ぶ時はいつか、など、将来にわたって計算することが可能です。
■プラネタリウム番組
ステラナビゲータには、星空の解説を音声付きで行う「プラネタリウム番組」が多数収録されています。
星空や星座の解説から最新天文学や宇宙観に至るものまで様々なテーマについて、第一線で活躍する実際のプラネタリウム解説者や研究者によって解説されています。
■コンテンツ・ライブラリ
コンテンツ・ライブラリでは、公開されている星図や番組を見たり、自作のものを投稿したりすることができます。
■常に最新
彗星や小惑星などは、常に発見が続き、新しい天体が日々追加されています。また人工衛星などは、その軌道がどんどん変化してしまいます。
ステラナビゲータは様々な情報をオンラインでデータ更新しており、常に最新の情報でシミュレーションを行うことが可能です。
■ステラクラウド
ステラナビゲータで作った星図を、気軽にオンライン保存することができます。保存した星図は画像としてPCのブラウザやスマートフォンなどで確認できる他、iStellarのシミュレーションで表示させたり、設定ファイルをダウンロードして再度ステラナビゲータで再現させることも可能。フィールドに重いPCを持ち出さなくても星空を確認できます。
■天体事典
太陽系の天体や様々な星雲星団、その他の天文学のトピックについて、詳しい解説を含んだ天体事典が内蔵されています。コンテンツとして呼び出す他、天体情報パレットで表示した天体の解説もすぐに調べられるので、星空をより深く楽しむことができます。
動作環境(推奨)
対応OS:日本語版 Windows 10/11 64bit
CPU:Intel Core i5 相当以上
メモリ:8GB以上の実装を推奨
グラフィック機能:DirectX 9.0c以上、解像度1680×1050ドット以上
ハードディスク:空き容量30GB以上
※仮想PC環境で動作しているOSでのご使用につきましては動作をいたしかねます。
※DVDパッケージ版のインストール時にはDVD-ROMドライブが必要です
※望遠鏡等の接続には、機材に対応したUSB、LANなどのポートが必要です