パソコンに一眼デジカメや望遠鏡を接続して、本格的な天体写真を撮影できます。
ステラショットLiteがあれば、図鑑で見るような星雲・星団のデジタル観望や写真撮影を気軽に楽しめます。
天体写真を撮影するのはむずかしい?いえ、そんなことはありません。特に、少し前まではマニアの領域だった美しい星雲・星団の撮影が、一眼デジカメと自動制御望遠鏡、それにステラショットLiteを使えば誰でも気軽に楽しめます。
たしかに、ポートレート写真を撮るように簡単ではありませんが、難しいことはパソコンが手助けしてくれます。少しだけ慣れが必要ですが、だからこそ美しい星々の画像がパソコンの画面に現れた瞬間の感動はひとしおです。慣れれば画面に表示された星図上の星々をクリックするだけで、次々に天体写真を撮影できるようになります。
週末にアウトドアでのレジャーを楽しんだ夜には、大きめのモニタを用意して、さまざまな天体をステラショットLiteで次々に導入・撮影すれば、家族や友人といっしょに星雲・星団めぐりを楽しむこともできます。
主な機能
望遠鏡および一眼デジカメを制御して天体写真を撮影
天体撮影で使用する「星図ソフト」と「赤道儀」「デジタルカメラ」を、一つのソフトで統合制御することで、単体の制御ソフトでは実現できない高度でスマートな天体撮影を実現するのが、「ステラショット」です。
- 星図上でのターゲットの選択
- 望遠鏡での天体導入
- デジカメでの撮影制御
- 撮影結果から導入エラーを解析し制御にフィードバック
- 写真内をクリックすることで撮影位置を微調整
- 撮影データから極軸のズレを補正
ステラショットを使えば、複雑で熟練を要する機器の操作や調整作業から解放され、誰でも手軽に天体写真撮影を楽しむことができます。
自動導入補正で構図調整
撮影された写真を解析し、内蔵された星表データと照合して導入誤差を認識し、導入制御にフィードバックすることで、正確な導入を自動で実現します。
また、天体によっては、必ずしも中心に捉えたい時ばかりではありません。ステラショットでは、解析により写真内の正確な座標を認識できるため、写真上で直接構図の微調整が可能です。
北極星が見えない環境でも使える極軸補正機能
ステラショットの「スーパー・ポーラー・アライメント」は、観測した天体の動きから極軸方向を算出し、極軸合わせをアシストする機能です。
天候や地形的な障害物、ベランダのような北極星が見えない場所でも、極軸を正確に合わせることが可能です。
機能比較
項目 | フル版 | ライト版 |
望遠鏡制御 | ● | ● |
デジタルカメラ制御 | ● | ●※1 |
CMOSカメラ制御 | ● | ●※2 |
オートガイダー制御 | ● | × |
星図の日時変更(シミュレーション) | ● | × |
微動導入 | ● | ● |
自動導入補正 | ● | ● |
スーパー・ポーラー・アライメント(極軸補正)機能 | ● | ● |
無線制御デバイス「GearBox」対応 | ● | × |
GPS同期機能 | ● | ● |
スケジュール撮影 | ● | × |
モザイク撮影 | ● | × |
インターバル撮影 | ● | ● |
待ち伏せ撮影 | ● | × |
ミラーアップ撮影 | ● | ● |
バースト撮影 | ● | ● |
ディザリング撮影 | ● | × |
天体データのオンライン更新 | ● | ● |
※1Canon・Nikonに対応
※2QHYCCD・ZWOに対応
ライト版は、フル版に比べて以下に示すような一部の機能、詳細データ等が含まれていません。
- 制御にGearBoxを使用する望遠鏡やデジタルカメラ・CMOSカメラは、ご利用になれません。
動作環境(推奨)
対応OS: 日本語版 Windows 8.1 / 10 64bit環境
CPU: Intel Core i5 相当以上
メモリ: 8GB以上の空きメモリ
グラフィック機能: DirectX 9.0c以上、解像度1440×990ドット以上
ハードディスク: 空き容量40GB以上
その他:
※OSは64bit版を推奨しますが、32bit版でも動作します
※ARM 版 Windows では動作しません
※仮想 PC 環境で動作しているOSでのご使用につきましては動作保証いたしかねます。
※インストール時に DVD-ROM ドライブが必要です。
※望遠鏡等の接続には、機材に対応したUSB、LANなどのポートが必要です。
※「最低動作環境」の環境では、表示が粗くなったり、一部の機能がご利用いただけないことがあります。