2024年版 天体望遠鏡で土星を見てみよう!

2024年版 天体望遠鏡で土星を見てみよう!

■土星が見たい!

地球と土星は自転しながら太陽の周りを公転しているので、土星は地球から常に見えるわけではありません。2024年は8月~11月が観測しやすい時期になります。

■季節別土星の探し方

・7月~8月

午後10時~12時 南東の低い空を見てみましょう。まわりに明るい星がすくないので、明るく見える星をまず探してみましょう。2つの明るい星が見えて、左(東)側の高い位置にあるのが土星です。右(西)の少し低い位置にあるのは秋の一等星「フォーマルハウト」です。

・9月~10月

一晩中土星が見えるベストなシーズンです。9月中旬は午後11時頃にちょうど真南に土星が昇ります。フォーマルハウトと縦に2つ、明るい星が並ぶのでさらにわかりやすいです。土星は高い位置にある方とおぼえましょう。

・11月~12月

観測シーズンも終盤です。午後8時頃にはすでに西に傾きつつあります。12月8日の午後6時~7時頃には、土星が月の裏側に隠れる「土星食」が日本の広い範囲で観測できます。月のクレーターと土星を同時に1つの望遠鏡で観測するチャンスです!

■コンパスを使ってみよう

今はスマートフォンにも標準でコンパスアプリが搭載されています。南や北が分からなければ、スマートフォンのコンパスアプリを使って今自分が向いている方向を調べてみましょう。

■おすすめの望遠鏡は?

・VOYAGER MAK70FAST

軽量コンパクトで、初心者でも簡単に手早く(FAST)ピントが合わせられる最新機種です。スマホアダプターもついているので、写真の撮影にもチャレンジしてみましょう!

VOYAGER MAK70FAST

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・MAKSY GO 60

土星の見える一番小さな望遠鏡といえばこれ!卓上に置けるタイプの超小型反射望遠鏡です。カラーも選べて、拡張性も抜群!初めての望遠鏡に、ご友人やお子様へのプレゼントとしてもおすすめです。

MAKSY

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■豆知識 土星の環が消えるって本当?

土星といえば「環」ですが、実は2024年~2025年にかけて、環が細くなって見えなくなると言われています。実際に環が消えるということはなく、地球と土星の位置の関係で、ちょうど土星の環を真横から見る位置になるので、環が消えたように見える現象です。

この環の消失現象は約15年に一度観測できるとても貴重なイベントです。同時に、土星の環は直径が約27万kmもあるのに、厚さはたった100m前後しかない、とても薄いものだから起こる現象です。約15年に一度なのは、土星が30年かけて太陽の周りを1周(公転)するからです。宇宙のスケールの大きさと、土星の環の不思議を同時に感じられるので、今年はぜひ土星を見てみましょう!

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