＜特長＞
手動による快適な天体導入が可能
天体ナビゲーション機能による天体自動導入等行うには、「コントローラーの座標情報とモーターの回転角（鏡筒がどこを向いているのか）の情報」が一致していることで成り立っています。
そのため、天体ナビゲーション機能使用中は、常にセッティング時に設定したこの関係を維持していなければなりません。例えば、導入する天体を変えるためにクランプを緩めて鏡筒を手動で動かすと、天体ナビゲーション機能は使用できなくなってしまいます。
しかし、『AXJエンコーダー』を使用することで、コントローラーと鏡筒の向きの情報の一致を維持できるようになるため、手動で鏡筒の向きを変えた後でも引き続き天体ナビゲーション機能を使うことが可能になります。

赤道儀に完全内蔵

赤道儀本体に内蔵するため、取付け後も赤道義の外観に影響することがありません。使い勝手はもちろんケース等への収納にも影響しません。

高精度追尾
AXJエンコーダーは分解能0.1秒（赤経）という高精度で赤道儀の追尾を監視します。高精度を誇るAXJ赤道儀に残る僅かなピリオディックモーションも検知し、さらなる高精度追尾を実現します※。
※ピリオディックエラー＜0.5秒　rms（typical）：AXJ赤道儀に取付けた状態で恒星時追尾を行った時の追尾エラー（弊社規定の測定方法による）

＜仕様＞
赤経エンコーダー
センサー　：　反射型レーザーセンサー×2　※1
スケール　：　ガラス製反射型ロータリスケール
分解能　：　0.1秒
ピリオディックエラー※2　：　＜0.5秒　rms（typical）
電源　：　AXJ赤道儀から供給 DC5V 0.2A
端子　：　D-SUB15PINメス(AXJ赤道儀と接続)
動作温度　：　0～40℃
大きさ・重さ　：　Φ99.5×27mm(除・突起部)　 350g

赤緯エンコーダー
センサー　：　反射型光学センサー
スケール　：　PET製反射型ロータリスケール
分解能　：　0.2秒
ピリオディックエラー※2　：　-
電源　：　AXJ赤道儀から供給 DC5V 0.2A
端子　：　D-SUB9PINメス(AXJ赤道儀と接続)
動作温度　：　0～40℃
大きさ・重さ　：　Φ99.5×25mm(除・突起部) 320g
※1 本製品はクラス１レーザー製品です（ 引用規格 IEC60825-1:2014 ）
※2 AXJ赤道儀に取付けた状態で恒星時追尾を行った時の追尾エラー（弊社規定の測定方法による）