対物レンズ/有効径 | 103mm/3枚玉SDアポクロマート、マルチコーティング |
焦点距離(口径比F) | 825mm(F8) |
分解能・極限等級 | 1.13秒・11.8等 |
集光力 | 肉眼の217倍 |
サイズ・重さ | 長さ670-762mm 外径115mm 6.4kg(本体4.6kg) |
ファインダー | 暗視野7倍50mm 実視界7° |
接眼部形式 | ネジ込み/60mm・42mmTリング用ネジ |
パーツ取付サイズ | 差し込み/50.8mm・31.7mm(フリップミラー付) |
接眼レンズ | SLV20mm(41倍、実視界73’) SLV5mm(165倍、実視界18’) |
■洗練されたシルエット。フラッグシップを使う悦び
天体望遠鏡を載せ、星の動きを正確に追尾する…。赤道儀が実現するべき事は実にシンプルで分かりやすいものです。しかし、それだけではたりない。機械に人が歩み寄るのではなく、より多くの人が使うことを考えた扱いやすさと操作性、私たちが使う
道具としての使いやすさを追求することが最も大切です。
星空を求める厳しい審美眼にかなう赤道儀。ATLUXシリーズ3世代目として目指したのは、高機能・高精度はもちろんのこと、内面からにじみ出る美しさでもありました。
■美しい星空の招待状、STAR BOOK TENが付属
究極の赤道儀を制御するのは、同じく改良され続けてきた天体ナビゲーション付きコントローラー「STAR BOOK TEN」。
■DCサーボからパルスモーターへ
先代のニューアトラクス赤道儀では、低い電力で高いトルクが得られるDCサーボモーターを駆動モーターに採用していました。
しかし、より「滑らかな動作、高レスポンス」を求める多くのお声をいただき、AXD赤道儀では、極めて滑らかな動きを実現するとともに、高いレスポンスを可能にするため、赤経・赤緯両軸とも2相ハイブリッドパルスモーターを採用いたしました。
ダイナミックレンジの狭いパルスモーターとは違い、マイクロステップ駆動制御により、広いダイナミックレンジを実現。低速から高速まで、滑らかで安定した動作で最高800倍速(対恒星時)の高速導入と低速時の高レスポンスを両立しました。
恒星時駆動では約400PPS(1秒間に400パルス)という高速パルスを発生することで、振動が少なく、スムーズな動きでの追尾を実現。
また、基板回路の改良と新開発プログラムにより高トルクながらも消費電力を抑えることに成功しました。
■駆動部バックラッシュの低減
マイクロステップ駆動制御により、低速から高速までモーター単体で対応することが可能となり、多数の歯車を使用した減速ギアヘッドを削減。3枚の平ギアを
使用しウォームホイールに力を伝達しています。ギア間も精密調整することで遊びを極力抑えています。より少ない歯車で動作することと相まって、全体のバッ
クラッシュが大幅に低減されました。
赤経微動 | ウォームホイールによる全周微動、φ135mm・歯数270山、材質:真鍮 |
赤緯微動 | ウォームホイールによる全周微動、φ108mm・歯数216山、材質:真鍮 |
ウォーム軸 | φ14.5mm・材質:真鍮 |
赤経・赤緯軸材質 | φ50mm・超々ジュラルミン |
ベアリング数 | 21個 |
ウェイト軸 | φ25mm・本体収納式 |
赤経座標表示 | 赤経目盛環1目盛10m(時角)・バーニャにより1m(時角)単位で読み取り可能 |
赤緯座標表示 | 赤緯目盛環1目盛2°・バーニャにより10’約0.167°)まで読み取り可能 |
極軸望遠鏡PF-L2 | 内蔵式5倍20mm・実視界10° 自動消灯式暗視野照明内蔵、据付精度約3分 電源:CR2032電池x1個(モニター電源付属) スケール: 3星導入式 / 歳差補正付(〜2040年) 北極星、δU Mi 、51C e p 南半球:σOc t、τOc t、χOc t |
方位角範囲 | ダブルスクリュー式、ツマミ付 微動範囲:約±7°(ツマミ1回転約1°) |
搭載可能重量 | 約2.7〜30kg(モーメント荷重67.5〜750kg・cm:不動点より25cmで約2.7〜30kg) |
駆動 | パルスモーターによる電動駆動、マイクロステップ駆動(約400pps) |
自動導入・追尾装置 | STAR BOOK TENコントローラーによる自動導入、高精度追尾、 最高約800倍速(対恒星時) |
電源端子 | DC12V EIAJ RC5320A Class4 統一規格(センタープラス) DC12V・0.45〜2.2A(標準約15kg搭載時)・0.6〜2.5A(約30kg搭載時:最大搭載) |
重さ | 約25kg(ウェイト別) |
価格:1,723,000円(税込 1,895,300円)