「天体画像撮影専用」RASA光学系
Origin Intelligent Home Observatoryのメイン鏡筒は、「152mm RASA(Rowe-Ackermann Schmidt Astrograph)光学系」が採用されています。
この光学系は、セレストロン社伝統のシュミットカセグレン光学系製造技術によって生まれた『天体画像撮影専用光学系』です。
F2.2と明るい光学設計のため、淡い星雲や星団・銀河の姿を素早く、かつ美しく捉えます。
また、補正板には結露を防ぐ全自動のヒーターも装備しています。
AIを活用し、天体を撮影
CMOS センサーを使用して、鏡筒が映し出した像を撮影します。通常の「コンピュータ内蔵自動導入経緯台」は、長時間の撮影をおこなうと経緯台の特性上、視野が回転してしまいます。Origin Intelligent Home ObservatoryではAIアルゴリズムを活用し、15秒程の露出時間の画像を何枚も重ねることで、長
時間撮影したような色と細部まで美しい天体画像に仕上げます。
オートフォーカスにより、画像のピントは自動で調整されます。(マニュアル調整可)撮影した画像は、スマートフォンやタブレットに表示されるだけでなく、RAW画像としてUSBメモリに保存可能です。
Star Senseテクノロジーによる自動セットアップ
自動導入天体望遠鏡では、鏡筒が現在どの方向を向いているかの位置情報を設定する作業(アライメント)が必要です。
Origin Intelligent Home Observatoryは、自動で星空を撮影し、基準となる星を認識する「StarSenseテクノロジー」を搭載しているため、「電源を入れる」、「スマートフォンやタブレットとWiFi接続する」の簡単2ステップでセットアップおよびアライメントが完了。
アライメント完了後、専用アプリから見たい天体を選択すると鏡筒が自動で選択した天体に向き、撮影を開始します。
望遠鏡を屋外に設置し、室内からスマートフォンを操作して撮影ができるので、寒い夜間の撮影に便利です。さらに、撮影時間の予約もできるので外出中や就寝中にも自動で撮影が可能です。
使いやすく美しい専用アプリ
Origin Intelligent Home Observatory専用アプリは、プラネタリウムアプリ「SkySafari™」 で世界的に有名な Simulation Curriculum との共同開発。
美しい星図と豊富な天文情報はOrigin Intellegint Home Observatoryの操作はもちろん、眺めているだけでも楽しいアプリケーションです。
オプションパーツ(別売)でさらに快適な天体画像撮影を
お好みで市販フィルター(光害カットフィルターなど)を取付けできるように、フィルター差込み口を装備しています。
また、将来的にはウェッジ※を使用したフォーク式赤道儀への対応や、StarSense Autoguiderにも対応予定のため、長時間撮影も可能に。
さらに美しい天体撮影を簡単に行うことができます。
※受注生産製品の為、納期までにお時間がかかります。