2022/6/27 2:58.:12(JST)
ミューロン300 (非CRSタイプ), Barlow 2.5x , L-Filter
Uranus-C, Gain 480, Exp. 38msec,
60sec x 6枚をWin-JUPOSでDe-rotation処理 (total 6min)
沖縄県宮古島で撮影
撮影:山崎 明宏様
ペリカン星雲
撮影:Luke Newbould
RASA8 telescope + Uranus-C (IMX585) camera, IDAS nbz uhc filter
2min*81 , gain=200, offset=10
gain600 8s ×150 ライブスタック 撮影:スタッフ
gain600 8s ×200 ライブスタック 撮影:スタッフ
●IMX585センサーの特長
最新のSTARVIS 2テクノロジーを搭載した裏面照射型CMOSセンサーで、1pxあたり2.9μmの高解像度センサーにもかかわらず、従来のセンサーよりも遥かに大きいFullWell(飽和容量)を持っています。高感度撮影時にも白飛びを起こしにくく、広いダイナミックレンジを持ち、高解像度と高感度を両立しています。
1/1.2型の大型フォーマットを採用しており、広い視界が得られます。一度に広い面積を撮影する月面撮影に便利です。また、より長い焦点距離の望遠鏡でも快適に電視観望が楽しめます。
●第2世代センサーチルトプレート装備
太陽を撮影する際などに生じるニュートンリングを軽減させるため、センサーをチルトできる機能を装備。これはディープスカイ撮像時に、よりフラットな画像を得るためにセンサーの傾斜を調整する際にも役立ちます。内部には高密度のスポンジシェーディングパッドが装備されており、外光を遮断するように設計されています。従来よりも調整範囲が大幅に広くなりました。
●広いダイナミックレンジ
同タイプのセンサーと比較して約3.5倍の飽和電荷容量を持っています。高輝度部が飽和しにくく、広いダイナミックレンジがあります。
●高感度
裏面照射型のIMX585はQE(量子変換効率)は最大で91%です。通常80%前後であることが一般的なカラーカメラの中では驚異的な高さを持っており、高感度です。
●256M DDR3キャッシュ搭載
SDRAMメモリーDDR3を搭載。これによりフレームドロップを効果的に回避でき、安定したデータ転送を実現。また読み取り時のノイズを大幅に低減します。
●DPSテクノロジー
Player OneのプラネタリーカメラにはDPS(Dead Pixel Suppression)テクノロジーが搭載されています。DSPにより自動的にデッドピクセル(ホットピクセル、コールドピクセル)が低減されます。
※この機能は全てのデッドピクセルの除去を約束するものではありません。
●ノンアンプグロー
Uranus-Cには「ノンアンプグロー」機能が搭載されており、長時間撮影時に発生するカブりがほとんど発生しません。DPSテクノロジーと組み合わせて、ダーク撮影を省略してもハイクオリティな撮影結果を得ることができます。これは電視観望時にも非常に効果的です。
(300秒露出ダークフレーム)
●パッシブ冷却システム
センサーで発生する熱を逃し熱ノイズを減らすために、センサー背面と金属製ボディを熱伝導率の高いヒートシンクでつなぎ、排熱性を高めています。
●過電圧、過電流保護機能
過電圧および過電流を保護する機能を装備。安全性に優れます。
●HCGモード
Player Oneのプラネタリーカメラには独自のHCGモードが装備されています。HCGモードは、読み出しノイズを大幅に低減し、低ゲインと同じ高ダイナミックレンジを維持できます。カメラのゲイン設定が180以上になると自動的にオンになります。
●その他
Player Oneのプラネタリーカメラには、U1/4カメラネジが装備されていますので、お手持ちのカメラ三脚などに直接取り付けることができます。