ミューロン180c + PowerMate 2x (口径180mm, 合成F24)
PlayerOne Apollo-M MAX 30sec x 27pics (中央~南部を切り出し)
Baader IR-Pass Filter
撮影:山崎明宏様
上部の一部拡大切り出し
撮影日 2022年4月12日 18時45分35秒 (L画像撮影中央値)
撮影機材 L画像 TAKAHASHI ミューロン250CRS +VIXEN 2倍バーローレンズ
PlayerOne Apollo-M MAX を使用
1地域ごとに600フレーム撮影 内300フレームをスタッキング後 画像調整処理
月面全体を27分割して撮影したものをモザイク合成
RGB画像は、ミューロン250CRS+ASI174MC Cool で撮影したデータを使用
SKYWATCHER EQ8 GT 赤道儀
撮影場所 東京荻窪天文台
撮影者 大熊正美(AstroArts Inc.)
LS230THα+Quark+Apollo-M MAX
撮影者:高橋 雄二 様
●SONY 製 IMX432 センサー搭載
Apollo-M MAX に搭載されている「IMX432」は第 3 世代 Pregius テクノロジーを採用した高性能な
CMOS センサーです。1.1 型の大型フォーマットに 1 辺が 9μm 四方のピクセルピッチを採用しており、飽和電荷容量は 100ke と非常に大きく、広いダイナミックレンジを持っています。
従来の CMOS センサーと比較すると、IMX432 センサーではバンディングノイズ(縞状のノイズ)が大幅に軽減され、得られる画質が大幅に向上しています
●グローバルシャッター採用
IMX432センサーはグローバルシャッターを搭載しており、高フレームレート時に被写体が歪むのを最小限に抑えることが出来ます。
●DPSテクノロジー
Player OneのカメラにはDPS(Dead Pixel Suppression)テクノロジーが搭載されています。DPSにより自動的にデッドピクセル(ホットピクセル、コールドピクセル)が大幅に軽減されます。
●パッシブ冷却システム搭載
撮影時にセンサーから発生する熱を効率的に外部に逃す機構を本体内部に備えています。太陽撮影時に
は太陽光によるセンサーの加熱を防ぎ、このシステムが無いカメラと比較して最大 15°C(外気温 27°C時)の冷却効果を得ることができ、低ノイズで安定した撮影が可能になります。
ディープスカイ撮影時にはセンサー自体で発生する熱を外部へ逃がすことで、センサーに発生するノイ
ズ(ダークノイズ)を抑制する効果も期待できます。
※アクティブ冷却機能は搭載していません。
●USB3.0高速データポート
USB3.0データポート(5Gbps)を搭載しており、従来のUSB2.0デバイス(480Mbps)の10倍以上の速度での転送が可能です。オートガイドのみならず、フレームレートが必要な月・惑星撮影にも十分な性能を発揮します。
●第二世代センサーチルトプレート
Apollo シリーズに搭載されているセンサーチルトプレートは、従来のものから改良が加えられ、調整可能な幅がより大きくなりました。
センサーを傾けることで、太陽撮影の際に光学系によって発生する干渉縞を抑制が可
能なうえ、光学系の傾き(スケアリング)を補正する際にも使用できます。
●過電圧、過電流保護機能
過電圧および過電流を保護する機能を装備。安全性に優れます。
●DDR3 256MB キャッシュメモリ搭載
本体内部に 256MB の DDR3 キャッシュメモリを搭載しています。フレームのドロップを回避し、読み出しを安定させることでリードアウトノイズを大幅に減らす効果があります。
●HCG(high conversion gain)モード
Player One のカメラには独自の HCG モードが装備されています。HCG モードは、読み出しノイズを大幅に低減し、低ゲインと同じ高ダイナミックレンジを維持できます。Apollo-M MAX のゲイン設定が 145から自動的にオンになります。